院長ブログ
2013.11.22
歯科用レントゲンの被曝について
こんにちは
松戸市馬橋駅西口のかえで歯科院長杉浦です。
本日は歯科の放射線被ばくについて
書いてみたいと思います。
3.11の地震から続発した原発事故から
放射線被ばくに関心を持たれる
患者さんが確実に増えたと思います。
もちろん治療上必要な時には、撮影理由をご説明してから
撮影させて頂くのですが、歯の神経の治療などでは
X線撮影が同一部位で複数回に及ぶことが良くあります。
そのようなときに不安に思われる患者さんがいらっしゃいます。
確かに不用意な被ばくは絶対に避けなければなりませんが
治療上有益である場合は、説明の上撮影させて頂きます。
では歯科のX線撮影ではどの程度の被曝量か?
これも色々な数値が存在しますが一例を紹介致します。
独立行政法人放射線医学総合研究所の
ホームページから(一部改)引用
図は私(杉浦)作成
実効線量比較図(mSV)
歯科用のレントゲンはとても低いのがお分かり頂けますね。
また歯科用レントゲンは口腔領域のみの照射で
最も影響がある生殖器には遮蔽エプロンをして撮影するので
全くと言っていいほど影響がありません。
更にかえで歯科ではデジタルレントゲンを使用しています。
デジタルレントゲンは通常のものより5分の1~10分の1
の放射線量で撮影できるのでさらに安心です。
かえで歯科では安心して診療が受けて頂けるよう
日々心がけております。
何か、診療について、ご不明な点や
不安なことが御座いましたら
いつでもご相談ください。
かえで歯科 院長 杉浦
投稿者 かえで歯科