スタッフブログ
2016.08.22
歯石ってなぁに?
こんにちは~♪かえで歯科、衛生士の鈴木です(^^)/
今日は『歯石』についてお話していこうと思います!
前回「歯垢(プラーク)」についてお話しましたが、歯石とは、この歯垢が唾液の作用で
石のように硬く固まってしまったもののことを指します。
鈴木の個人的なイメージとしては「細菌の化石」って感じです!笑
この歯石。長らく放置してしまうと、歯垢の足場になったり、
歯周病と呼ばれる歯を支える骨や歯肉に大きなダメージを与えてしまう
病気の原因となります。
さらに分類すると…歯肉を境に「縁上歯石」と「縁下歯石」とあります。
「縁上歯石」とは、歯肉の上に付着した歯石です。
歯の色合いと似ていることが多いのですが、
患者さん自身でも気付くことができます。
「縁下歯石」は、歯肉の中に潜り込んだ歯石です。
歯周ポケットと呼ばれる歯肉の内部で、歯の根っこの部分にこびり付きます。
血液成分の影響で茶~黒色をしており、とにかく硬いのが特徴です!!
また、歯周ポケットの中で毒素を抱え込むため、歯周病の直接的な原因となります。
この縁下歯石は、歯科医師や歯科衛生士による検査や精査を受けることで
見つかることが多く、患者さん自身がご自分で見つけるのは難しいです。
いずれの歯石も専門家によるアプローチ=歯石取りが必要となります。
特に、今までむし歯の治療を受けた経験が少ない方、
久しく歯科を受診されていない方!ヤツらはパッと見てもわからない部分に
潜んでいます!!
歯磨きをするとよく血が出る、ちょっとお口が臭う気がする、
疲れたり体調が崩れるといつも決まって腫れるところがある…
そんな方はぜひ一度、お口の中の検査をおススメします(^○^)♪