院長ブログ
2012.11.03
口腔内写真撮影
こんにちは
かえで歯科杉浦です。
本日は口腔内(口の中)写真撮影についてご紹介します。
当院では良くお口の中の写真を撮影させて頂きます。
レントゲン撮影の経験はあるけど
写真を撮るのは初めてという方がほとんどです。
ではなぜ、かえで歯科では写真を撮るか
をご説明させて頂きます。
それは僕がカメラが好きだからです………
というのは冗談でして、
(歯科用以外に1眼レフは持っていません)
多くの理由があって口腔内写真を撮らせて頂いております。
◎患者さんの為に
①自分のお口の中の状態を把握している方は実は
ほとんどいらっしゃいません。写真をお見せすることで
治療の必要性をきちんと認識して頂くことで、治療を
納得して受けて頂くことが出来ます。
②同じ治療を受けた、他の症例の治療効果を見ることにより
ご自身の受ける治療のイメージをもつことが出来ます。
③ご自身の治療経過や術後経過を時系列で写真で見ることは
治療に対するモチベーションの維持に非常に有効です。
(この点は僕ら医療者にも非常に有効です)
◎歯科医師、歯科衛生士の為に
①私たち医療者は自分の行った治療を客観的に
観察する必要があり、またそれを行うことで、日々成長する事が
出来ます。そのために写真を残すことは非常に有効な
手段であります。
②写真とすることで他の歯科医師や歯科衛生士との
ディスカッション時に非常に有効なツールとなります。
③技工士との情報交換(色や形態の伝達)に有効です。
書こうと思えばいくらでも書くことが出来ますが
とても有効なものであると思います。
特に全顎的治療(お口の中全体的に治療する事)
の際にはほとんどの症例で撮影しております。
では欠点はと言いますと
一言、患者さんと私たちの労力だと思います。
貴重なお時間を使って治療に来て頂いて
写真撮影に時間を使い、お口を大きく開けて撮らせて頂く
事は大変なことでありますが
(医院側も実は結構大変です)
それ以上に患者さんと僕ら医療者に有益だと思っております。
もちろん撮る前にはきちんと説明したうえで
同意を得てから撮影致します。
以上簡単な口腔内写真撮影のご紹介でした。