院長ブログ
2012.10.23
摂食・嚥下障害について
こんにちは
院長の杉浦です。
先週末に摂食・嚥下障害についての
研修会に行ってまいりました。
2日間で10時間の中身の濃い講義で
日本でも有数の素晴らしい講師の先生方に教えて頂き
大変勉強になりました。
ただ、勉強しすぎで脳の容量が少しオーバーしまして
脳みそがウニみたいになっていました。
さて当院では通常の外来診療と
診療所に通院することが出来ない方の
お家や施設に伺う訪問診療を行っております。
訪問診療の現場では、
入れ歯をお作りしたり(外来に負けないくらい
きっちり作ります)
虫歯の治療、歯周病の治療、
お口の中を清潔に保ち口腔機能を維持、
回復させるための口腔ケアを行います。
また様々な理由で
食べ物が飲み込みにくくなったり、
お食事が上手く出来なくなってしまった
方には摂食(物を食べる)嚥下(物を飲み込む)
療法を行います。
現状を把握したうえで
機能訓練や食事指導を行います。
もちろん限界はありますが嚥下療法により
窒息や誤嚥性肺炎の予防につながりますし
なにより
物を食べるという行為は
生まれてから死ぬまで人生を通しての
大切な行為であり楽しみであると思います。
要介護の方や高齢の方で
最近飲み込みにくくなった、
食事に時間かかる
特に変りはないのに時々熱発する
などの症状がある方は一度
相談されるとよいと思います。
当院でも、外来、訪問診療どちらでも
対応させて頂きます。
お気軽にご相談ください。
投稿者 かえで歯科