院長ブログ

2012.11.23

歯肉の検査

こんにちはかえで歯科の杉浦です。

今回は歯肉の検査についてお知らせしたいと思います。

歯周病の治療の際に歯と歯茎の間に
細い棒のようなものをちくちく刺して行う検査を
受けたことがある方は沢山いらっしゃると思います。

むず痒いような痛いような検査で
僕はわぎわぎするような感じで、されるのは少し苦手です。
まあ好きな方は稀だと思いますが、実はとても大切なものです。
では何故時間と労力をかけてそのような事を行うのでしょうか。

医療行為を行う際には
検査や評価が非常に重要です。

初診時に評価する事により
現状を把握し、診断を下し、治療計画を立ててから
実際の治療を行います。

治療後、メインテナンス時に再評価する事により
治療効果を測定して、新たに計画を立てていきます。

特に慢性疾患ではとても大切で、
医科の治療の高血圧や、糖尿病の治療を
思い浮かべて頂くと分かり易いと思います。

そして歯科では慢性疾患であり、評価が最も大切な
治療の一つに歯周病の治療が挙げられます
。

冒頭に書いたように、歯と歯茎の間(歯周ポケット)
に棒のようなもの(ポケット探針)を挿入し
ポケットの深さを計測します。

これにより、歯肉の腫れ具合や、骨の減り具合
歯石の付着具合等を見ています。

また同時に、出血や膿の出方から炎症の程度を判定し
動揺(ぐらぐら具合)や汚れの着き加減もみています。

そして歯周病の進み具合等を評価して
歯周病治療の治療計画を立てていきます。

実際に治療を行い、再評価をしてメインテナンスへと向かうか
更に進んだ治療を行います。

ここで大切なのは、評価を行わないと治療の成否が適切に
判断できない
ということです。

どんなに良いと思われる治療を行っても
評価がされていなければ、実際に効果があったのか
わかりません。

以前、【信頼関係と歯科治療】の項目で
患者さんの主観的な満足が大切と
お話しましたが、同時に客観的な評価もとても大切なのです。

歯科治療において主観的な評価と客観的な評価を
同時に向上させる事が、患者さんの利益につながると思います。

長くなりましたが、歯肉の検査(歯周組織検査)についての
必要性のお話でした。

投稿者 かえで歯科
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