院長ブログ
2013.09.20
入れ歯の印象(マルモ)
こんにちは、松戸市馬橋駅西口かえで歯科院長杉浦です。
本日は入れ歯の印象についての続きです。
かえで歯科での日々の臨床について
患者さんに知って頂きたく書いておりますので、
見て下さっている患者さんで疑問点など
ございましたらいつでもお聞きください。
本日のお題:マルモ
“まりも”じゃないです。
“まるまるもりもり”とも関係ありません。
ただの”マルモ”です。
元々は保険用語で模型の模の字を丸で囲んで
まる模と書きます。
本日はまるものお話です。
かえで歯科では入れ歯をつくる時は
仮の型(1次印象)を採ってから
精密な型(2次印象)を採ります。
仮の型取りで採った印象から作る模型を
研究用模型またはマルモと呼んでいます。
かえで歯科ではマルモの印象は
既製のトレーとアルギン酸を使用しています。
この様に採った印象に石膏を流してマルモを作成します。
マルモにはお口の中の情報がふんだんに
盛り込まれており、マルモとにらめっこしながら
患者さんの治療計画や入れ歯の設計を考えます。
このマルモ上で、精密な印象を採るための
個人トレーというものを作成します。
なので2段階に印象すると言っても、マルモの段階で
良く採れているとその後がとても楽になります。
つまり、良い義歯を作るには良いマルモを作ることから
始まります。
つづく
投稿者 かえで歯科